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これまでのブックレビュー一覧
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人の印象は3メートルと30秒で決まる―自己演出で作るパーソナルブランド

江木 園貴

祥伝社新書
価格:777円
 
 
 
   人が視界に入るのはおよそ10メートルの距離ですが、印象として認識しはじめるのは約3メートルまで近づいた時点だから3メートル、お互いが名のり、名刺交換が終わり、ひと段落するまでの時間がわずか30秒であるから30秒で人の印象は決まるのだそうです。
  また、「メラビアンの法則」というものがあて、見た目・しぐさの「視覚情報」が55%、声の質・大きさなどの「聴覚情報」が38%、話の内容は7%に過ぎないということで、93%がビジュアルで決まってしまうのだとか。
  著者はアメリカへ留学していた当時、ビル・クリントン氏の大統領選を追いかけたことがあり、以来、イメージ戦略について関心を持つようになったようです。
  日本の戻ってからは、司会、企業広報などを経て、イメージコンサルティングの会社を設立。この分野では先駆的存在として活躍されています。
  「日本のブランドが、ルイ・ヴィトンのように欧米ブランドに匹敵できない理由は、社長を含めた社員全員が『自分たちがブランドの体現者である』という自覚が足りないからです。自社ブランドをブランドたらしめるのは、商品でもなく、広告でもなく、まず、代表者から従業員までが、自社のスポークスマンであると認識することだといえます」と著者は書いています。
  さらには、「ディズニーランドや、リッツ・カールトンなどでは、従業員一人ひとりに企業理念とその表現方法を徹底的に教育しています。理念が浸透した社員と接する顧客は、サービスや商品のこだわりに感銘を受け、その企業が実現しようとしているイメージを理解できるのです」と。
  とかく「中身で勝負」と考えがちな日本人ですが、「外見」と「内面」の両方を高めることを著者は訴えています。
 
 
 
 


強く、生きる。―夢とともに人は成長する

渡邉 美樹

サンマーク出版
価格:1,680円
 
 
 
   銘記したい言葉の数々が続きます。

 傍線を引きたい言葉が山のようにあります。

 著者のようなすごい生き方はできませんが、共鳴する 思想があり、勇気づけられる示唆があります。

  「強さとは『変わらないもの』をもつこと。たとえば継続 は力なりで、小さなことや当たり前のことでも、それを倦む ことなく続ける。その『変わらなさ』に強さの源泉があるのです」

  「運に関して、私には一つ強い確信があります。それは 『運不運とは偶然に支配されるものではなく、ある方程式 に基づいたもの』であるということです。その方程式とはどん なものか。『神が応援したくなる生き方』を心がけることで す。一言でいえば、できうるすべての努力をしていること。 自分の力が及ぶあらゆることに真摯に取り組んでいること」

  「当たり前のことができない人間に、『当たり前以上』の ことができるはずはありません。凡事をきちんとこなせない 人に大事をなすことなど不可能なのです。仕事も、そして 人生も、その八割か九割は些事や凡事の連続です」

  「なぜ、逆境にあっても前向きでいられるのか。前にも 少しふれましたが、『起きたことはすべていいことだ』と考え ることです。現実はすべてベスト。したがって、自分に起き ることはみんないいこと、意味のあることだと思うことです」

  まだまだありますが、是非読んでみたい本です。  


 
 
 
 
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マジビジ[S]01 営業は準備が9割!

小幡 英司

ディスカヴァー・トゥエンティワン
価格:1,050円
 
 
 
   IT系エンジニアであり、世界最大のソフトウェア専業メーカー日本法人の法人営業立ち上げに参画した著者による指南書。
圧倒的な営業力を発揮したとされる著者の長年の経験から得た結論は、「営業の成果は、訪問前の準備で9割が決まる」ということだったそうです。
営業の基本から始まり、カバンや手帳の中身、訪問営業のマナーとコツ、セールストークの組み立て方、新規開拓術、そして時間活用術。
マンネリに陥っている可能性のある自己の営業手法を、たまには見直してみる価値はありそうです。
スキルやノウハウを学ぶ努力をしなくなった時、私たちは惰性に陥っている可能性があるからです。
 
 
 
 

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3000人のユダヤ人に
YESと言わせた技術


マーク富岡

サンマーク出版
価格:1,470円

 
 
 
   著者は生粋の日本人で、普通の日本名もあるそうです。それでも社内外の人たちに「マーク」と呼ばれている著者。
  世界76ヶ国のエグゼクティブたちとの交渉を通じて、体にたたきこまれた交渉術が紹介されてあります。
  なかでもユダヤ人であるM氏のもてなしや交渉術は素晴らしくて、それには歴史的な背景も関係しているようです。
  中世ヨーロッパの中心産業は農業と製造業で、ユダヤ人はいずれにも就くことを許されなかったと。必然的にすき間産業、つまり行商人、金貸し、仕立て屋、古着屋、書記、教師、水運びなどとなったのだそうです。
  これらは今日ではビジネスの主流になっているわけですが、彼らは、稼ぐ知恵とともに「稼いでも憎まれない知恵」を歴史の中で身につけたのだそうです。
  M氏から学んだ著者は、その後、世界を駆け巡り、様々な国で様々な人々との交渉を重ねて腕を磨いていかれたようです。
  YESと言わせるのは、お互いの心を開くということであり、そこには勝ち負けは存在しない。WIN-WINにしてこそ、仕事を超えた人間関係になっていくのだそうです。
  著者とお会いしたことがある私ですが、手ごわい相手を「手玉にとってきた」というイメージではなく、笑顔が人なつっこくてすぐに魅せられてしまいました。これも交渉術の重要な要素かと思わされました。
 
 
 
 
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感動が共感に変わる!

中村伸一

こう書房
価格:1,470円
 
 
 
   「多国籍冒険ツアー」や「大人の修学旅行」などユニークな旅を企画している会社の社長さんによる本です。
  お客様のことは「隊員」と呼び、自らは「隊長」として親しまれているようで、一緒に体感する旅を提供しているようです。
  本で紹介されているのは、マレーシア・ボルネオ島「標高4095メートル、東南アジア最高峰キナバル山頂登頂」、「モンゴル大草原での騎兵隊体験
(馬でギャロップする)」、ペルーの空中都市「マチュピチュ」へのインカ道45キロウォーク、オーストラリアの・エアーズロック周辺を4WDバンで周遊。
  隊員からの旅行後の厳しい意見に落ち込む隊長。励ましのメールで、自己再生への道を歩む隊長。
  旅行を通して自分自身を解き放ち、仲間を見出す。そんな普通ではない、「地球探検隊」がこの世にありました。「旅は、終わってから始まる」と文中にありますが、旅行後は違った自分になってしまうような気がします。
  悩みながらも一瞬、一瞬を精一杯生きる、熱い血が流れる中村隊長がここにいます。
 
 
 
 
日本でいちばん大切にしたい会社

日本でいちばん大切にしたい会社

坂本 光司

あさ出版
価格: 1,470円
 
 
 
   著者は以前、福井県立大学の教授をされていたことがあり、何度か地元で講演を拝聴したことがあります。福井を離れられてからも、氏のファンは多く、今でも年に数回は福井でお話を聞く機会が催されています。
  今年の4月のそういう勉強会で、出版されたばかりのご本を頂いた上で先生のお話を伺いました。
(スペース)日本理科学工業、伊那食品工業、中村ブレイス、柳月、そして杉山フルーツなど、日本でいちばん大切にしたい会社が紹介されてあります。
  本の「おわりに」で先生が書いておられるように、福井の会場でも水を打ったように静まり返り、すすりなきが聞こえてきていました。
  誰しも心の底では善を求め、世の役に立ち、人を喜ばせたいと願っているのでしょう。そういう心にビンビン響いてくる内容です。
  本は今、口コミやネットで感動が伝えられ、部数をグングン伸ばしているようです。
  経営者の端くれとしては、一時的な感動にとどめるのではなく、地道な努力をしていかなければならないと自戒しています。
 
 
 
 
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「1日30分」を続けなさい!
人生勝利の勉強法55


古市幸雄

マガジンハウス
価格:1,365円
 
 
 
   新聞で著者のインタビュー記事を読んで買い求めた本です。 

 帯には「2007年年間ベストセラー『ビジネス書』ランキング堂々の第1位!」とあります。

 学びの成果とはすぐに出るものではなく、忍耐強く続けること(1日 30分でいい!)でどこかでブレイクするものであることを著者は述べています。そして、別の人の下記のような言葉を紹介しています。

 「突然目の前に大海がひろがるように急に視界が開けて、ものごとがよく理解できるようになったと感じる瞬間があります。ある意味『悟り』にも似た体験ですが、こうした現象はまさに勉強の累積効果によるものなのです」と。 著者は新聞社の写真部を退社してから、アメリカの大学で経営修士号を取得。帰国後3年間で、翻訳、手帳・目標達成関連、英語学校の3つのビジネスを立ち上げたのだそうです。

 その際には、手帳に目標を書いて毎日読むことを実践するようにしてから、目標の実現スピードが加速したのだとか。

 「いつまでに」というゴールを先に決めて行動するのだそうです。

 「多くの人が目標を達成できないのは、決断しないことが最大の原因です」とあり、なるほどと反省させられました。

 ともあれ、「たら」「れば」よりも、今日の30分、明日の30分なのでしょう。


 
 
 
 
中小企業の事業承継とM&A―後継者不在、世代交代で悩んでいるあなたに

中小企業の事業承継とM&A―後継者不在、世代交代で悩んでいるあなたに

畠 嘉伸

同友館
価格: 1,680
 
 
 
   著者は石川県は金沢市に拠点を置く、㈱スターシップホールディングスの社長です。まさにM&Aの仲介事業を行っている会社で、近年、目覚ましい実績を挙げているようです。地元紙で報じられて、初めてそのような交渉が秘密裏に行われていたことを知るのです。

 「M&Aとは大会社のものでも、会社を乗っ取られるものでもなく、会社を若返らせ、健康で長生きさせるための、一つの方法だ」と著者は訴えています。

 「『売り手』『買い手』『売り手の従業員』の三者がともにハッピーになれる、経営戦略上非常に有効な、数少ない手段」であるというのです。 様々な実例も紹介してあり、分かりやすい内容となっています。

 手法が多彩だからこそ、可能性も広いようですが、やはりその際には、適切なアドバイザーの存在が重要であるようです。

 日ごろ接している著者は誠実で謙虚、まさにそのようなお一人であることは間違いないように思えます。


 
 
 
 
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たった一言が、人生を変える。

浜口 直太

インデックス・コミュニケーションズ
定価:1,000円(税別)
 
 
 
   米国で経営・起業コンサルタントとして約20年間活躍し、その後、日本で同様のコンサルタント会社を設立した著者が、若かりし頃は落ちこぼれであったなんて信じられません。でも、別の著書でも読みましたし、真実のようです。
  人生の師(メンター)に会って「世のため人のためにいきること」を学んでからは、著者の人生は180度変わってしまったようです。
  そんな著者が出会った無名ではあるが、熱く生き抜いた勇気の人々の言葉が紹介されてあります。
  それは著者の亡き母であったり、アメリカ時代の友人であったり、ゲイの友人であったり、同時多発テロの乗客として亡くなった先輩であったり。
  それぞれの感動の人生を紹介しながら、人生は戦いであることを著者は訴えます。
「 人生は戦い
長いようで短い人生
しかし、それは、壮絶な戦いだ
来る日も来る日も負け続けることもあるだろう
それこそ苦難の連続かもしれない
でも、焦る必要はない
最後に勝てばいいからだ
死ぬ直前に
『自分は今世で最後に勝った!』と
確信できればいいのだ 」
 
 
 
 
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どんな仕事も楽しくなる
3つの物語


福島 正伸

きこ書房
定価:1,000円(税別)
 
 
 
   紹介されてある3つの物語の内2つは、福島さんの講演会で直接聞いたことがあります。笑いながら、そして知らない間に涙しながら聞いたことを覚えています。
駐車場の管理人さんや、タクシーの運転手、あるいはペンキ屋さんになってみたくなるから不思議です。
福島さんは「はじめに」でこう書いています。
 「つまらない仕事はありません。仕事をつまらなくする考え方があるだけです。意味のない仕事はありません。意味のない仕事にしてしまう考え方であるだけです」
この本を読むと、「私たちはたくさんの感動と、感謝に包まれて生きていることに」気がつきます。 直ぐに読めてしまう感動の書です。