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これまでのブックレビュー一覧
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仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)

仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)


福島正伸著
きこ書房
価格:1,575

 
 
 
   著者の前著『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』に続く第2弾。出たと知った時には、すぐに書店に発注していました。そして、休日にすぐに読了。一度、手にすると読み終えるまで置けない本です。
  隔月で全社員で同じ本を読むことにしているのですが、前回の課題本として推薦し、全員で感想文を書きました。
  ほとんどの人は感動したとの感想を書いてくれていましたが、ちょうど株価の暴落と機を一にしていましたので、「このような時期にこのような本を選ぶのは無神経」だとか、「業界の未来は必ずしも明るくはなく、著者の言い分に完全には首肯できない」との意見もありました。
  なるほど、証券業界は特殊だとの意見はいつの時代にもあるようです。一部納得する面もあるのですが、それでも最初から「無理」と諦める前に、何かできるのではないか。コップの半分に水が入っていて、半分しかないと見るか、半分もあると見るか。なるべくなら希望を見ていたい、諦めずに感動を目指したいと思う私は甘チャンなのでしょうか。
 
 
 
 
中国義烏ビジネス事情 百均商品のふるさと

中国義烏ビジネス事情 百均商品のふるさと

坂本光司・山田伸顯編著
同友館
価格:1,680
 
 
 
   福井県立大学の教授である坂本光司先生らによる編著です。
  この本を読むまで知りませんでしたが、中国の浙江省 にある義烏市には小物雑貨の世界最大級の生産・流通基地があるようです。
  本の副題にあるように「百均商品のふるさと」です。
  市内に存在する10ヶ所以上の市場の中でも巨大なの が「福田市場」で、東京ドーム30個分の広さだとか。
  そこに約2万3000社が入居し、日本の100円ショップで 売られているような商品の大半が、日本円にして5円、10円、20円で売られている。
  しかも品質、デザインの面でも格段の進歩が見られていて、近い将来、義烏市場の桁外れに安い商品が、怒涛の如くわが国市場に流入してくることが予想されると。
  著者は、価格の安さを競い合う「喧嘩ビジネス」は無理であり、これかはら開発型企業、短納期対応型企業、高品質・個の保証型企業、小ロット対応型企業、オンリーワン型企業、高スピード型企業等々でなければならないと訴えています。
  その具体的見本として、地元の㈱福井洋傘や、㈱福井アシックスを紹介されていて、福井の人間としては嬉しい限りです。
 
 
 
 


わが友、恐慌─
─これから日本と
日本人の時代が訪れる
8つの理由


松藤民輔著
講談社
価格:1,470
 
 
 
   「恐慌」という文字がマスコミ等で飛び交う世の中となりました。
  世界恐慌を15年待っていたという著者ですが、恐慌は一つの「ビッグチャンス」だと言うのです。
  バブルと恐慌の歴史を研究し続けた著者の人生行路は興味深いものがあります。日興證券やソロモン・ブラザース勤務時代の話。
  1987年10月19日の「ブラックマンデー」以来、恐慌の研究に本格的に取り組むようになったのだそうです。
  世界の金山を見て回り、金鉱山株も買うようになった著者。今年の5月28日のブログで、「アメリカの株に大暴落の予兆あり」と書いていたと。
  しかし、恐慌ゆえにこれからは日本の時代になる、日本が勝ち残る時代になると予言する著者。
  「これから日本は、必然の勝利を重ねていくことになる。偶然でもなんでもない。戦後60年。原爆を落とされ、大地震が起き、そして株、不動産の暴落が15年前に起こった。この3つの巨大な試練を日本人は乗り越えた」
  「日本の時代」の到来を予言する著者ですが、それまではしばらく嵐の日々が続くのでしょうか。
  もっとも60年、100年に1度のビッグチャンスでもあると説く著者ですが。
 
 
 
 

ツキを呼び込む 究極の成功思考

ツキを呼び込む
究極の成功思考

西田文郎著
インデックス・
コミュニケーションズ
価格:1,575

 

 
 
 
   最近また、西田文郎さんのお名前をよく見聞きするのです。
  詳細は知りませんが、あの北京五輪で優勝した日本のソフトボールチームのメンタルトレーナーもされていたのだとか。
  そんなことで、前々から購入してあって、途中まで読んでいたこの本を読了しました。
  西田氏は科学的な脳の研究をし、ツキや運を呼び込むプログラムで、国内のスポーツやビジネスなど、様々な分野で多数の門下生がいるようです。
  思考が大事であり、その思考を導くものが言葉であるということ。言葉には不思議な力があるから、人ば思い発する言葉を大事にしなければならないこと。
  簡潔明瞭な72の言葉と、それを補足した文章から成る、非常に読みやすい本です。
  例えば「3秒で気持ちを切り替えろ」という章では、「いつまでも、マイナスの気持ちを引きずっていたら、今後にも大きな支障をきたしてしまう。すんでしまったことよりも、これからの方が何倍も大切なのだ。嫌なことがあったら、すぐに3秒ルールを繰り返し気持ちを切り替えるのだ」とあります。
 
 
 
 


小さな人生論 3―
「致知」の言葉 (3)


藤尾秀昭著
致知出版社
価格:1,050
 
 
 
   致知出版社発行の月刊誌『致知』は10年来購読している雑誌です。大変に真面目な内容で、じっくり読むと勉強になることばかりが書いてあります。
  同誌で創刊から今日まで30年にわたって編集に携わってこられたのが著者で、2005年から07年までに同誌に掲載された著者による文章が紹介されてあります。
  「毎号毎号、身体を絞り込むような思いで書いてきた一文」であると、著者は「あとがき」で書いています。
  拙著(『「ひらがな」な社長の毎日。』)を勝手ながら著者にお送りさせて頂いたところ、ご丁重なるお手紙と、サイン入りのこの本が送られてきたのです。
  さすが一流の人はやること違うと感銘を受けながら、拝読させて頂きました。
  「身体を絞り込むような思い」で書かれて文章から多くのことば学ばせて頂きました。
 
 
 
 



大切なことに気づく24の物語~読むだけで人生がうまくいく「心のサプリ」~


中山和義著
フォレスト出版
価格:1,050

 
 
 
   『小さな幸せに気づく24の物語』を読みましたので、それよりも前に出版されていた、同じ著者のこの本も読んでみました。
  感動的な話が書いてあることは分かっていて読むのですが、それでも心動かされてしまいます。
  アメリカのある少年が高校卒業と同時にマイナーリーグに入りましたが、結局一度もメジャーリーグでプレーすることなく引退。
  野球選手を諦めた彼は、高校の先生になりました。野球の監督になり「もし君たちが優勝したらもう一度、プロ野球のテストを受ける」と宣言。
  生徒達は頑張り、なんと優勝してしまいます。
  約束なので仕方なくプロテストを受けると、彼は合格してしまうのです。
  まもなくメジャーリーグでも活躍し、自伝は全米ベストセラーに。映画化された『オールド・ルーキー』も大ヒット。このジム・モリス投手の逸話など、感動の24編が掲載されてあります。
  本の副題に「心のサプリ」とありますが、心に栄養を与えてくれる本です。 
 
 
 
 


奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家木村秋則の記録

石川拓治著
幻冬舎
価格: 1,365
 
 
 
   NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられ、大反響を呼んだそうです。
  青森県弘前市でリンゴ農家を営む木村秋則さんが栽培したリンゴは、「腐らない」のだそうです。
  まるで「枯れた」ように小さくしぼんで、お菓子のような甘い香りを放つのだとか。
  リンゴ農家に婿養子に入った木村さんですが、たまたま書店で買いたい本と一緒に落としてしまった本を責任を感じて購入したのですが、それが『自然農法』だったのです。しばらく放っておいてから、暇な時に読んでみて、リンゴで試してみようと思ったことが事の始まりでした。
  それからは壮絶な病害虫との戦いとなりました。農薬を撒かないようになって分かることは、農薬の威力であるようです。
  リンゴの木は枯れ木の山となり、リンゴ栽培の歴史を逆回りした木村さんは「地獄への道を」駆け足していきます。
  無農薬にしてから6年目でも、全く結果は出ません。
  ある日、死のうと決意し、ロープを持って山頂を登り、木をめがけてロープを投げたのです。
  ロープは勢い余って、あらぬ方向へ飛んでいくのですが、そこで木村さんは異様なものを目にするのです。
  それが大きな転機でした。
  「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」という木村さんですが、今では生産量が注文に追い付かない状態が何年も続いているのだそうです。
 
 
 
 


涙の数だけ大きくなれる!


木下晴弘著
フォレスト出版
価格: 1,365
 
 
 
   ある人のメルマガで紹介されてあったので購入した本です。
  長年、塾の講師として活躍されていた著者はその後、独立して研修・教育事業の㈱アビトレを設立し、現在は会長という職におられます(43歳)。
  超難関校受験の塾で教鞭をとっていた著者は、いかにしたら生徒がやる気になってくれるか日々考えていました。それはテクニックではなく、「心を動かす」ことであって、「勉強は何のためにするのか」「幸せとは何か」「努力の意味」「感謝の気持ち」等を一緒に考えることでした。
  ここで紹介されるエピソードは感動的なものばかりで、あっという間に読み進んでしまいます。
  「あるレジ打ち女性」の話をネットで読んで、すぐこの本を書店に注文しました。他には佐賀北高校・野球チームの話、「腐らないリンゴ」の話など、心洗われる話がいっぱい紹介されてあります。
  ただ、感動するだけでなく、人にも感動を少しでも与えられるような存在に一人ひとりがならなければならないとも思わされました。
  著者は努力の定義という話をよく生徒さんにしたのだそうです。
  努力とは「とにかくがむしゃらにがんばること」という答えが生徒から返ってくるそうですが、著者が思う努力とは「当たり前のことを、当たり前と思えないほどの情熱を傾けて行う」ことだそうです。
  「やって当たり前のことを当たり前と思えないほどの情熱で行うと、何が起こるかわかるか。同じような情熱を持った人が、君たちに気づいてくれるんだ。そして、そういうやって当たり前のことを当たり前と思えないほどの情熱でやる人たちには、そういう人たちのサークルがあって、つながりあってステージとして用意されている。当然、そういう人たちの人生は情熱的な人生であり、それに触れた君たちも情熱的に生きることになる。それがこの世の現象としてはっきり起こることなんだ」
  「当たり前のことをやり続ける。そうした努力が、いつか大きな花を咲かせるのです」
  現代人には今、励ましのメッセージが必要なようです。
 
 
 
 
いいんだよ
いいんだよ

水谷 修著
日本評論社
価格: 1,050
 
 
 
   著者が福井で講演をされた際に講演会場で購入しました。
  一昨年でしたか、福井で講演された際に初めて聞きにいき、その際にも本を購入。サインもして頂きました。
  ただ、実際にその本を読んだのは今年になってから(恥)。改めて感銘を深くし、今回、氏の講演を再び拝聴しに駆けつけました。
  行動する人には敵わない、というのが実感です。評論する人は多いのでしょうし、ひょっとしたら著者にも敵はいるかもしれません。いや、信じる道を歩む人には敵がいないはずがありません。
  でも、実際に「行動する人」には敵いません。「夜回り先生」と呼ばれている著者は、悩める子どもたちと会うために16年間、夜の繁華街を歩かれています。
  しかし救い切れなかった子どもたちもいるわけで、それゆえに著者はなおさら立ち上がって行動を起こされるのです。
  「いいんだよ。過去のことはすべていいんだよ。過去があるから、今君がいる。いいんだよ。でも、今日を過去で汚すこと、それだけは、だめだよ。今日は明日のために」
 
 
 
 


小さな幸せに気づく24の物語~読むだけで成長できる「心のサプリ」~

中山和義著
フォレスト出版
価格: 1,050
 
 
 
   著者はヨネックス㈱勤務後、父親が経営する緑ヶ岡ローンテニスクラブの経営改善に着手し、赤字テニスクラブを業界トップのクラブに改善。
その後、テニスショップ等をオープンさせ、老人ホームや学習塾も展開中だとか。
  昨年出版された『大切なことに気づく24の物語』もベストセラーになったようです。
  内容は著者が友人から聞いたり、本で知った感動の物語24話を紹介するというものです。
  私も読んだか聞いたかで知っている話も含まれていて、それは例えばワタミ㈱の渡邉美樹社長、美容室バグジーの久保華図八社長社長、そいて『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』の著者・香取貴信さん、そして「地球村」という環境団体を作り全国で講演されている高木善之さんにまつわるものです。
  そういうことで知っている話が幾話かあり、うんうんと納得しながら読み進めることができました。
  心が疲れている時に手に取るといい本だと思います。