トップエッセイコース PC用 2005年(H17)7-12
担当者 弊社社長 益永

…出会った経営者、感動した事柄や、折々の思いを執筆

     
第1弾配信 「コーチングの講演聞いて反省」  
第2弾配信 「なぜ、働くのか」の考案  
第3弾配信 やはりビジョンか夢なのか?  
第4弾配信 FBCテレビさんの取材を受ける  
第5弾配信 文字・活字文化振興法が成立  
第6弾配信 第3回社員満足度調査を受けて  
第7弾配信 偶然か必然か…1/1500の確率  
第8弾配信 理念あるなしで1.76倍の違い?  
第9弾配信 悩んでいるときにこのメッセージ  
第10弾配信 先進企業のテレビ会議システム  
第11弾配信 人形作家「かとうかずお」さん  
第12弾配信 本領発揮のさわかみ投信  
 
第1弾 (H17年7月5日配信)

「マネジメントコーチングの講演を聞いて」

6月25日(土)、福井市内の農協会館において「マネジメントコーチング」の講演会があり、会社から私も含めて25名が参加しました。
主催は私が会員として所属する日創研・福井経営研究会。
講師は湯ノ口弘二さん、元レーサーという異色の経歴の持ち主です。なんでも元F1レーサー中島悟氏のもとで学び鈴鹿サーキットで活躍された方だそう。
湯ノ口さん曰く、「思いやりのない企業は生き残れない」と。「コーチング」とは「思いやり」だそうで、人は誰でも心の底では「人のために役立ちたい」と思っているのだから、そういう良い面を引き出してあげなければいけないそうです。 「コーチ(Coach)」の語源は「四輪大型馬車」で、派生的に「大切な人をその人の望むところまで送り届ける」という意味が生まれたのだそうです。そこから転じて、被指導者の目標達成をサポートする指導員とか個人教師という意味あいを持つようになったそうです。

 つい社内において人と話す場合、いかにして相手を説き伏せるかという対決姿勢になってしまう場合がありますが、講師は「ラポール」が大切だと言うのです。ラポールとは、相互理解と信頼に満ちた関係であって、開かれたコミュニケーションが可能な状態のことだそうです。

 そのためには積極的な傾聴法をとらなければならず、それは①相づちを打つ、②キーワードの繰り返し(相手の使った言葉をそのまま繰り返して使う)、③相手お話を要約する(相手の話を自分が理解した内容で伝える)、④共感的理解が有効だそうです。
実際に6人一グループに分かれて実習もしましたので、2時間の講演ではありましたが、あっという間に終わったという感じでした。
この講演会は社内に呼びかけ、参加費2千円の内、千円を個人負担、千円を会社負担ということで参加を促しました。結果的に25名の参加があったわけですが、後で感想を集めてみました。
感想については総務課長にメールすることにして、私は誰が何を書いたのかは分からないようにしました(その方が率直な意見が出るかと思って…)。

いくつかをご紹介しますと:

 「今回の講演会は、本では得ることができないことを実践で学ぶことができ、また何事にも相手を思いやる気持ちを大切にすることの重要性について身をもって勉強になりました」
「とても有意義な時間でした。自己啓発のセミナーに、たまに参加させてもらっていますが、いつも元気をもらっています。今回も、大変に勉強になりました。実践して役立たせて頂きます」

「土曜日の講演会に出席して感じたことは、経営者が、いっぱいいっぱいで、毎日を過ごしているという言葉に、はっ!と気づきました。すべての経営者がそうではないとも思いますが、経営者も一人の人間であり、万能ではないという事にも気づきました。コーチングについては、良いところはどんどん伸ばすように手助けをすべきだと分かりました。悪いところはどうすべきかは言っていなかったような気がします」

 土曜日のセミナーであったために、社内に声をかける上で躊躇する気持ちもあったのですが、結果的には良かったと思いました。

第2弾 (H17年7月20日配信)

「なぜ、働くのか」の考案

 

 私は田坂広志さんという人がいることを知らず、当然、その著作も読んだことはなかったわけですが、今回その著書2冊を読み、「こんなすごい人がいるのだ」と感激しました。
  著者の体験されたエピソードが散りばめられてありますから、読みやすくて引き込まれていきますし、非常に説得力もあります。
  私どもの会社では全員が読むこととしましたが、共通の学びができることに意味があるものと思っています。
  私の場合はどうしても、過去2回行われた「社員満足度アンケート」における意見の数々に答えたことが思い出されました。
  この本には自分の思いと一致する面があり胸がすく思いがしたことも事実ですが、と同時に自分に足りなかった面も明らかになりました。
  著者は、現実の荒波や潮流に流されてしまわないための「錨(仕事の思想)」が必要だと主張しています。仕事が「パンを得るための手段」であるならば、「楽な仕事」の方がいいに決まっているからです。
  著者によれば、仕事をするのは「生活の糧を得るため」でも「生き残る」ためでもなく、仕事を追及し高みに登るにつれて次々と新しい世界が見えてくるのであって、それを段階的に「給料」→「能力」→「仕事」→「成長」と説明しています。
  また、成長するためには、「夢」を語り、「目標」を定め、「顧客」という「鏡」を持ち、「共感」や現実との「格闘」を大切にすることが重要であるとしています。

 私自身が一番反省させられたことは、「夢を語っていたか?」ということです。目先の「目標」については語っていたとしても、その先にあるべき「夢」についてはどうであったか?

 田坂さんが日本総合研究所の設立に参画されたときのエピソードは示唆的です。

 なかなか受注できずに、肩を落として駅前のハンバーガー店に入って仲間とハンバーガーをかじりながら語り合ったことは「日本一、いや世界一のシンクタンクにする」ということであったそうです。

 直前に断られたことなど、すぐに忘れてしまって、将来の夢を語り続けていた時は、最高に楽しいひとときであったと著者は述懐しています。
  私たちもセールスマンとしては断られることの方が多いわけですが、大いなる夢があればめげずにすむはずです。

 そういう「夢」や「志」の大切さを教えてくれた貴重なる本でした。

第3弾 (H17年8月5日配信)

やはりビジョンか夢なのか?

 

 とある会合で、社員教育について中小企業の経営者でディスカッションする機会がありました。

ある経営者はこうこぼしました。

お店が数店あるので、なかなか目が届かないし、社員教育が徹底できない。

アルバイトは特に移り変わりが激しくで、特にマナーなど教えても、ちゃとんとやってくれているかどうかも分からないと…。

すると、ある女性の方が声をあげました。その方は長年、生命保険会社に勤めていたようですが、男女差別があったり、頑張ってもそれほど報酬に結びつかない点に嫌気がさして、代理店として独立されたのだそうです。

「私は自分の会社を今に福井一の会社にしてみせます。どうでしょうか、経営者が福井一、日本一の会社にするのだという理想を持ち、そういうビジョンを社員さん方に話していけば、社員さん達のやる気も違ってくるのではないでしょうか」と。

今更ながら「なるほど!」と思わされました。

「そうだ、私自身、そういう夢やビジョンを語っていただろうか?」

一昨年の春頃までは、我が証券業界は大変に厳しい状況に置かれていました。

どちらかというと、夢やビジョンよりも目先の赤字を減らすことに汲々としていた感じです。

経営品質では「事実前提」と「価値前提」という言葉を使います。

「事実前提」とは、今の現況を前提にして、その上でいかにして少しずつ前進していくかを考えることです。

一方の「価値前提」とは、目指すべき目標をまず明確にして、その上でそこに至るまでの道筋を考える方法です。

もちろん、「価値前提」が経営品質が理想として説いている道筋です。

私も、もっと目指すべき理想像を明確にすべきなのでしょう。

そして、仲間と同じベクトルでもって前進すべきなのでしょう。

「何のために働いているの?」

それに対する答えが、社内の誰に聞いても同じようなものになった時、ものすごいパワーを組織は発揮するに違いありません。

第4弾 (H17年8月20日配信)

FBCテレビさんの取材を受ける

 

 おはようございます。 今朝は今月二度目の全体朝礼ということで、大変にご苦労さまです。
さて、せっかくの機会ですから、日頃思っていることを少しお話させていただきます。
皆さんも最近よく見聞きされているかと思いますが、今年は様々な記念すべき年であります。
まず、戦後60年目を迎えました。あの、日航ジャンボ機墜落事故から20年目です。さらには自民党が今秋50周年を迎えるようです。
原子爆弾では広島では14万人、長崎では7万人の尊い命が奪われたそうです。なぜ、あのような無謀な戦争をしてしまったのか。なぜ、どうせ間もなく日本は降伏せざるを得なかった時期に原爆を投下しなければならなかったのかと考えてしまいます。
私はこう思うのです。おそらく女性なら、母親なら、我が子を戦地に送るような決断をすることはなかったのではないか、と。当時の最高権力者は自らは安全な場所にいながら、いたからこそ、若者を戦地に送る決断をすることができました。女性なら原爆を投下するような決断をしたでしょうか。
20世紀は戦争の世紀だったと言われていますが、もし政治家の半分が女性であったなら、戦争はこれほどまでには起こらなかったのではないかと思うのです。なぜなら、女性は命を産み育む役割を担っているからです。
日航ジャンボ機墜落事故から20年目の今年、日航では重大なトラブルが相次いでいます。事故といえば、JR福知山線の大惨事も今年ありました。明石市の花火現場での事故は4年前です。
女性のきめ細やかな特性を活かしていけば、これらの事故はもっと減るのではないかと思うのです。ちなみに私はタクシーの運転手が女性だと安心します。
自民党も50周年を迎える直前に大荒れとなっています。小泉総理はいわゆる「刺客」として女性を多く起用するようですし、比例ブロック名簿には必ず女性を登載する「くの一」作戦を展開するのだとか。
これまでは男性中心の社会で、自民党においても長老が支配するムラ社会を形成してきました。経済界における談合も一つのその手法です。
私は別にフェミニストではありません。
ただ、男性には男性の特性が、女性には女性の特性がありますから、お互いに補完しあっていけば、社会もそして会社ももっと良くなるのではないかと思うのです。
女性の特性はやはりねばり強さではないでしょうか。子育てをされる女性は、男にはかなわないねばり強さがあります。また、きめ細やかな配慮もできます。また、正義感も兼ね備えておられます。
最近の女性の活躍には目覚ましものがあります。三洋電機の会長兼CEOには野中ともよさんが、ダイエーの会長兼CEOには林文子さんが就任されました。
政界でも経済界でも、これからもっともっと女性が活躍していくべきでしょう。もちろん数合わせのために増やすのではありません。女性の側にもそれなりのプロ意識が求められます。女性だからとった甘えは許されません。
戦後60年。いわば日本は還暦を迎えたようなものです。還暦とは暦が一巡して生まれ変わることです。
日本の政治も経済も、今、生まれ変わる時期に遭遇しているのではないでしょうか。
私は、昔読んだ『きけわだつみの声』を再度、読み直しています。これは戦時中、これから死に行くいう局面で学生さん達が遺した遺書のようなものを集めたものです。
どの文章にも母への思いが綴られています。やはり、命を産くみ育てるのは女性です。
その女性が、もっと命を大切にする社会にするために成せることは多いのではないかと思います。女性の皆さんの今後のご活躍に期待します。

第5弾 (H17年9月5日配信)

文字・活字文化振興法が成立

 

 社内で読書の習慣を広めようと、年一回の社内読書感想文コンクールを始めたのは7年前でした。それまで何回となく、読書の意義については、私が社内用に出している「きぼう通信」で説明してきました。

 題材については自分で選べることにし、優秀作品については3月末に行っている恒例の全社員大会で表彰してきました。

 もちろん、反対意見はあったようです。「強制するな」とか「やりたい人だけでやればいい」というような意見はあったようです。

 それでも回を重ねる度に内容は充実していき、年一回のコンクールは定着していきました。

 ただ、それでも年一回では不十分だということで、今年に入ってからは毎月読書感想文を出してもらうことにしました。しかも、役員、管理職、そして一般社員ごとに課題図書を決めて、自分で本を買ってもらって感想文を出してもらうのです。

 課題図書については全員が同じものを読む場合もありました。例えば『ビジョナリーカンパニー』は全員が読み、その全員の感想文はファイルしてマスモ・ライブラリーの書棚に置いてあります。

 強制に抵抗を覚える方もいるはずですが、私達一人ひとりの人間的な成長こそが会社の前進であると思い、心を鬼にして続けています。

 3年前から匿名式の「社員満足度アンケート」をいうものを行っており、率直な意見を出してもらっています。

 シビアな意見が多く、3回目の今年もこのような意見がありました。

 「休日に読むことが殆どで、地域や家庭の行事などが入った場合、相当つらくなるので辞めてほしい」

 「時間に追われながら読み、会社の活動の一貫なのに自費…。確かに本は考えさせられて良いと思うが、時間に追われず、好きなときに読めると良い」

 「読書を行うことは良いことだが、感想文の提出はやめてほしい」

 プラスの意見も出ていました。

 「本を読む習慣がついた」

 「読書によって、他社の色々なことを知る機会ができた」

 「集中して読書ができるようになりました」

 「指定以外の本を読んでみようという気持ちになったきたこと」

 「本を読む機会が増えたせいか、自分の中でまとめる習慣がついてきた」

 「以前より本を読むことが苦にならなくなりました」

 当然、賛否両論あるようです。
  さあ、落としどころをどこにするか、思案のしどころです。

 

第6弾 (H17年9月20日配信)

第3回社員満足度調査を受けて

 
  一昨年の夏よりわが社では経営品質向上活動を全社的に展開しています。

米国のMB賞(マルコム・ボルドリッジ賞)を取り入れて日本版にしたものが日本経営品質賞で、基本理念は①顧客本位、②独自能力、③社員重視、④社会との調和です。

 会社を改革するための指標にしたいということで、社内に導入し、以来毎年、社員満足度調査と顧客満足度調査も実施しています。

 社員満足度調査については今年の8月で3回目となります。毎回、質問項目について社員に記入してもらった後、外部のコンサルタントに直接郵送してもらい、そこで集計した後は破棄してもらっていますので、誰が何を書いたかは分からないようになっています。

 それだけに社員側からすれば、遠慮なく自分の意見を書くことができます。

 社長に就任したのが一昨年の6月。第一回目の社員満足度調査は8月に実施しました。結果が届いたのが9月半ばだったでしょうか。さっと読んでみた私の顔色が変わったかもしれません。

 結構シビアな意見が書かれてありました。それからは一つひとつの意見に対して自分の意見を打つ日々が始まりました。全部の意見に回答をし終えるのに結局半年かかったでしょうか。

 しばらくは落ち込みましたし、多少人間不信に陥っていたかもしれません。でも、一つひとつの意見に対して自分の思いをまとめる作業が、最高の勉強になったということは後で分かったことです。

 そして、やがて第2回目の社員満足度調査。誠意を尽くしているのだからと多少の期待でもって結果を待ちましたが、やはりシビアな意見が結構ありました。

 そして、今回、第3回目の調査。社内改革のスピードを増して、その分、負荷もかかっているからでしょう、全体的に点数は第2回目よりも下がってしまいました。

 これからまた、一つひとつの意見に対してわが思いを書いていく作業に入ります。気の遠くなるような仕事ですが、これがまた自分の最高の訓練になることだけは間違いないようです。

 諦めないこと。止まらないこと。忍耐の鎧を着て、これからまた進まなければなりません。

 

第7弾 (H17年10月5日配信)

偶然か必然か…1/1500の確率

 

 「1/1500の確率」自分が所属する、とある会の全国大会が首都圏で行われました。

約1500名の参加者があったそうですが、大ホールの席番は入場する際に入り口付近で係員から番号札が手渡されました。

多分前方より順番に埋めていくのでしょうが、各人はその番号札を見ながら自分の席を探すことになります。

私も自分の席を探しあて、しばし座って資料等に目を通していました。

やがて左隣りの人が現れ、名刺交換してしばらく談笑します。

それからしばらくして、今度は右隣りの人が現れ、また名刺交換します。

おや、同じ業界の方ではないですか。 話を進めていきますと、業界最大手を数年前に退職され、会社を興されたことが分かります。

それからまた話を進めていきますと、相手のお仕事の内容や、現在やこれからの業界の状況についての話に移っていきます。

私は少し異質の話を聞けたことに対する満足と、それと同時にもっと聞きたいという好奇心を抱いて帰省しました。

地元に帰って早速お礼のハガキを出したところ、先方からメールが来ました。 「今度上京するような機会があったら会いたい」と。

たまたまその数日後に上京する予定が組んでありましたので、すぐ返信し最会が決定しました。

二度目の対談では、より深い情報交換をすることができたわけですが、これを1/1500の偶然と考えるか必然と考えるか。

いずれにせよ、すぐその後、新たな、そして大きな行動を開始した自分にとって、意義ある必然にしていきたいものだと決意しています。

 

第8弾 (H17年10月20日配信)

理念あるなしで1.76倍の違い?

 

 経営理念のある会社と無い会社では経常利益で1.76倍、経営計画の有る無しで1.56倍違うという結果が出ているそうです。両方あると無いでは1.76×1.56で2.75倍も違ってくるのだとか。これはTKCによる数万社のデータとアンケートによる結論だそうです。

 翻って弊社の場合、今から7年前にそれまでの「社是・社訓」を改め、「MASUMO 3WAY 宣言!」を策定しました。ただ、それは役員陣で考案したものであったため、今回、社内に「理念委員会」を設置し、それぞれの部署の中から代表者を選定して、新たな経営理念を策定すべく議論を重ねています。

 経営理念について幾つかの書籍で学んだことがあります。それは『ビジョナリーカンパニー』や『ザ・ビジョン』であったり、ノード・ストロームのことが書かれた『サービスが伝説になる時』であったりして、いずれも経営理念の大切さを説いていましたが、理念の内容そのものよりも、その理念を社内に徹底するすることの方がより大切であることを学んだのです。

 確かに考えてみれば、おかしな経営理念なんて読んだためしがありません。
どこの会社のものであれ、立派な内容となっています。ただし、その理念が額の中に飾られただけのものになったり、理念カードのようにポケットの中に入れられただけのものになったりしては無意味なのでしょう。

 以前、とある経営者のセミナーでジョンソン・エンド・ジョンソンの社長が講演されたのだそうですが、講演時間50分の内、40分を経営理念の話に終始したそうです。ジョンソン・エンド・ジョンソンと言えば、世界にグループ会社や支社があるわけで、意志の統一は至難の技であるはずです。ですからこそ、同社の社長はこう言っておられるのだそうです。
「理念を皆で議論することが、一体感を醸成するためにも大事なのです」と。

 今、社内の理念委員会でわが社の新しい理念について議論をしている最中であるわけですが、確かにこのように議論をすることが大切なのだと思うようになりました。経営者一人で考えることではなく、考える人が多くなればなるほど、また考える深さが深くなればなるほど、社内の意識に変化が生まれるのではないかと確信するようになれたのです。

 

第9弾 (H17年11月5日配信)

悩んでいるときにこのメッセージ

 

 毎朝、会社のパソコンに届く福島正伸さんからの一言メッセージ。
時には「なるほど」、時には「ホッ」、時には「痛いところ突かれた」といった感じです。

ハハ 「他人の短所は見つかるもの、他人の長所は見つけるもの」ノ「うーん、反省」

ハハ 「あきらめることはいつでもできる。続けることは今しかできない」ノ「そうだ、頑張ろう」

ハハ 「できる理由を言うほどできる人になる。できない理由を言うほどできない人になる」ノ「これ、朝礼で使えるね」

ハハ 「きれいな心で見なければ、きれいなものを見ることはできない」ノ「なるほど、そうだよね」

ハハ 「リーダーの条件、精一杯生きること」ノ「生きているかな?」

ハハ 「苦しさを知らなければ幸せを感じることはできない」ノ「寒さを知らないと、温かさを感じられない?」

ハハ 「何も変える必要はない、気持ちを変えるだけでいい」ノ「それが難しいんだよね」

ハハ 「歯ブラシで歯を磨く、仕事で心を磨く」ノ「稲盛和夫氏もよく言われていることですね」

ハハ 「ちょっと悩むと病人になる、本気で悩むと偉人になる」ノ「偉人になるほどには悩んでいないな~」

ハハ 「子供に勉強しなさいと言うより、魅力ある親になる」ノ「恥ずかしい」

ハハ 「すべては自分を試すために起きている」ノ「そう捉えてがんばろう」

ハハ 「最も大切なものは、それがある時には気がつかない」ノ「これが人間の愚かなところ?」

ハハ 「不幸を他人のせいにすると不幸になる」ノ「こわい落とし穴ですよね」

ハハ 「人は待遇では要領よく働く。共感ではとことん働く」ノ「納得」

ハハ 「経営とは当たり前のことをやること。事業とは当たり前ではないことをやること」ノ「それが難しい?」

ハハ 「世界一になるためには世界一の覚悟があればいい、それが難しいだけ」ノ「覚悟しだいか~」

ハハ 「あきらめるな。もう少し先の木の陰で奇跡が待っている」ノ「もう駄目と思った所が最終コーナー?」

ハハ 「夢しか実現しない」ノ「そうか、まずは夢を持たないとね」

ハハ よくこういう言葉が考えつくな、と感心しながら読ませてもらっています。

ハハ ご参考までに福島正伸さんのメルマガはhttp://blog.goo.ne.jp/mentor1100/

第10弾 (H17年11月20日配信)

先進企業のテレビ会議システム

 

 その家電量販店は以前、電話会議システムを活用していることで知られていました。
そのシステムについて電話で問い合わせをしたところ、時代の流れは早いものでした。
既に一年半前にテレビ会議システムに切り替えておられたのです!(恥)
「一度見学させて下さい」ということで会社の同僚と一緒に伺ったのが、ある朝の8時15分前くらい。代表のお部屋に置いてあるテレビカメラとワイドテレビの前に座り、
現在進行中の会議の模様を見学しました。
テレビには金沢本部の会議室が映っていて、リーダーらしき人が盛んに熱弁しておられます。時折、県外のお店の会議室が映され、そこの責任者らしき人が必死に答えておられます。
聞くところによりますと、発言する人に自動的に映像が切り替わるシステムになっているそうです。
この会社では支店網が50数店あり、それにその他の部署も含めて80ヶ所をこのシステムでつないで会議を行っているのだそうです。
会議はまず早朝7時から拠点の責任者が集って行われ、その後に清掃を行い、9時からは全体集会。その後、各店ごとの商品勉強会も行って、10時に開店となっているようです。まずは10時開店の会社の朝礼が7時から始まるとは知りませんでした。
それなりの初期投資とランニングコストがかかりますが、同社の副社長さんの話では、「フル活用していて、その恩恵は大きい」とのこと。時間とコストをかけて全国から責任者を集める必要がなく、毎日密な連絡が取れることがメリットです。加えて、このシステムを導入してからというもの、お店が格段に奇麗になったそうです。「見られている」「見えてしまう」ことが緊張感に繋がっているようです。

顔を合わせて討議することも時には必要でしょうが、このように日頃、情報と目的の共有化を図っていることが同社発展の要因かと思い、納得して帰ってきました。
我が社において導入するかどうかは、これからの検討課題です!

第11弾 (H17年12月5日配信)

人形作家「かとうかずお」さん

 

 人のご縁とは不思議なものです。
ある自動車販売会社をお訪ねし、社長さんと名刺交換をさせて頂いたところ、ご自分を模した人形の写真が載っている名刺だったのです。しかも、その人形もショーケースに入れて飾ってあったのです。
人形の作者名をお聞きしたところ、福井県鯖江市在住で、ここ1~2年よく作品を新聞や雑誌上で拝見する方でした。その作風はユニークで、ユーモアや風刺が効いた、でもとっても温かいものです。
そこで、今度はそのかとう・かずおさんを訪問させて頂きました。初対面でも、すぐその優しいお人柄に魅了されました。元々は喫茶店を経営されておられたようですが、人形を作ることがお好きで趣味で作っておられたようです。
本格的に取り組まれるようになって、ここ数年、頭角を現されてくるのに時間はかかりませんでした。なんといっても着想がユニークで、そして目線が温かいのです。
それは何よりもご本人のお人柄からくるものであることが、少しでも接しさせて頂くと分かるのです。
そんな折り、「そうだ、私ども会社のイメージキャラクターをお願いしたらどうだろうか」ということがひらめきました。そこで、お願いしたのですが、なにせ大きなお仕事が入っており、作るのはかとうさんお一人ですから、数ヶ月を待たなければなりませんでした。

そのお仕事が終わられて、いよいよ私どもの会社の仕事に取り組んで頂けることになり、どのようなテーマにするかの打ち合わせを行いました。
その席で、かとうさんからはあ「升」を使ったものを考えているとのご提案があったのですが、それはちょうど私ども会社の社章に使っているものでもあったのです。(升の中に「茂」が入っている)。
「それは面白いですね!」ということになり、後はかとうさんの製作が進む過程を待つのみでした。途中で、「升」が一個から二個に変わりましたが、出来上がりを拝見した際には歓声が上がりました。
思った以上の出来栄えで、大変に満足がいくものであったのです。実は、私個人の人形も同時に作って頂きました。
かとうさんは、恐らくこれからますます頭角を現していかれることでしょう。なんでも個人的には大きな夢もお持ちのようです。私どもとしては、是非、その夢が実現されますよう、微力ながら応援もさせて頂きたく思っているところです。

ちなみに、かとう・かずおさんのホームページは
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/3270/

第12弾 (H17年12月20日配信)

本領発揮のさわかみ投信

 

 さわかみ投信の澤上社長さんとのご縁は、澤上社長さんがピクテジャパン日本法人の代表であられた時にさかのぼります。講演をお聞きする機会があり、終了後、名刺交換をさせて頂きました。

ハ その後は年賀状などのやりとりなどをさせて頂いていましたが、澤上社長さんはピクテを退社し、1996年に「さわかみ投資顧問」を設立されました。そして、1999年に本来の目的であったようですが「さわかみ投信」に商号を変更され、同年「さわかみファンド」を設定されたのです。

ハ ご活躍をよく見聞きするようになりましたので、2002年3月に弊社の全社員大会でご講演頂きました。金沢でご講演された時に福井から駆けつけたこともありました。

ハ 澤上社長さんには確固たる信念と透徹した歴史観があられるようです。お話はいつも明快で説得力に富んでいます。

ハハ事実、1999年8月に設定された「さわかみファンド」は12月14日現在で純資産1,570億円、基準価額17,521円と急成長されています。

ハ そんな澤上社長と久しぶりにお会いしようと上京したのは2005年12月12日のことでした。地下鉄麹町駅を降りると、そこは日本テレビ本社や外国の大使館が並ぶ落ち着いた町並みでした。

ハベルギー大使館の目の前が目指すビルで、その4階に「さわかみ投信」さんは入っていました。オフィスに入ると、応接室から打ち合わせの声が聞こえ、電話がひっきりなしにかかっているようです。

ハ澤上社長さんはミーティング中ということで、しばらく待たせて頂きましたが、すぐに人懐こいお顔が現れました。雰囲気的には分刻みのスケジュールをこなしている慌ただしさを感じましたので、挨拶もそこそこにすぐに本題に入らせて頂きました。

ハ幾つかアドバイスも頂き、詳しく知るために会うべき別の人のお名前も教えて頂き、また、ちょうどその日に澤上社長さんがその方をお会いになることをお聞きしましたので、名刺を託させて頂きました。

ハ新たな人脈を得たことで、少し納得してオフィスを後にしました。

ハとにかく勢いを感じる「さわかみ投信」さんでした。