第12弾 (H21年6月20日配信)
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【トップエッセイコース⑫ 担当:益永社長】
件名:幻想的なホタル勧賞会
6月10日(水)の午後8時に松岡町吉野小学校の駐車場に集合したのは十数名の皆さんでした。
まずは草桶先生からホタルについての基礎的講話がありました。
先生がご用意頂いた資料を、先生からお借りした懐中電灯で照らしながら、お聞きしました。
ゲンジボタルは、本州から九州までの川のきれいなところに住み、幼虫は水の中で生活する。ゲンジボタルと並んでよく知られているヘイケボタルも幼虫の時は田んぼのような水辺で過ごす水生の生き物。ほとんどのゲンジボタルは、スギ林や雑木林など森の中で過ごす陸生の生き物。
日本には45種類、世界には約2000種のホタルが生息している。県内には10種類のホタルがいる。
福井県では、ゲンジボタルの成虫は、6月中旬になるときれいな水辺を飛び交う。その期間はたったの2週間ぐらい。この間に、メスはコケに卵を産み付け、ふ化した幼虫は水の中で生活し、その後、さなぎとなって1年度には成虫になる。飛び交っているのはほとんどがオスであり、オスは強く光ることによって、草むらにじっとしているメスを探します。
ゲンジボタルのオスの光り方は、本州のフォッサマグナ地帯を境に、約4秒間隔で光る東日本型と、約2秒間隔で光る西日本型とに分かれる。福井県のホタルは西日本型であり、約2秒間隔で光る。
以上のような説明の一部を事前に、そしてあぜ道を歩きながら、お聞きしました。
結局、1時間ほど歩きまわり、ホタル観賞の絶好スポットをご紹介頂きました。ホタルをじっくり観賞するのなんて小さい頃以来かと思いますが、たくさんのホタルが光りながら飛び交う姿は幻想的です。
以前、映画で、戦士した人がホタルになって戻ってきたというような話を見たことがありますが、本当にそのような思いを持っても不思議ではないような気がしてくくるのです。
歩きながら、草桶先生にお聞きしました。「先生はなぜ、ホタルを研究しようと思われたのですか?」
今から十年前に、一匹のホタルが先生の家の庭に舞い込んできたのだそうです。以来、庭にビオトープを作って調べるようになったのだとか。
「きっと先生に調べてほしいと思って飛んできたのでしょうね」
そんな会話をしながら、束の間の光を放つホタルを勧賞しました。
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第11弾 (H21年6月6日配信) |
【トップエッセイコース⑪ 担当:益永社長】
件名:武井藍さんから聞いた一青年の話
その一青年は高校生だったある日、道場前の玄関に学生服を着て佇んでいたそうです。
以下、武井藍さんの言葉でご紹介します。
ある日、道場の玄関の前に学生服を着た男の子が立っていました。一人ポツンと立っているのです。「変わった子やな~」というのが第一印象でした。
彼は「強いパワーリフターになりたいんです」と言うのです。
家は和泉村にあって、通うのに車で1時間かかりますが、家族が送り迎えをして練習を続けました。
素質もあったのか、彼は高校生でありながら全日本チャンピオンになってしまったのです。その子は優しい子で、自分だけが一番になろうとするのではなく、大学で皆と一緒に練習するのが夢だと言うのです。
全日本チャンピオンになった彼のところには、いろんな大学からオファーがありました。彼は大阪にある大学に決めて、間もなく夢が実現しようとしていました。
でも、そんなある日、彼が「膝が痛い」と言って来たのです。「しばらく休んだら」とアドバイスし、簡単に考えていたのですが、その後、済生会病院に行ったようなのです。その後、連絡が取れなくなりました。
しばらくして父親から連絡があったところ、金沢の病院に入院しているとのこと。悪性骨肉腫で、5年後の生存率は低いということでした。
金沢には専門のお医者さんがいて、膝の手術をし、抗癌治療も始まりました。これはやはり辛いようで、髪の毛は抜け、ゲーゲー吐き、「殺してくれー!」と叫んだこともあったようです。
幸い、治療の甲斐もあって彼は復活しました。彼は太って戻ってきました。障害者手帳をもらったので、「これで健常者の大会にも、障害者の大会にも出れて得だ」と笑って語っていました。
でも、しばらくして、また入院したとの電話が本人からあったのです。ベンチプレスをしていたら背骨が痛くなったので病院へ行ったら、背骨が折れていた、というのです。
背骨に転移していて、もろくなっていたのです。緊急手術をしたところ、肺にも転移していることが分かりました。
「真剣にあぶないと言われました」と彼は言うのです。夢が叶うすんでの出来事でした。
私たちも、当たり前のように楽しんでいることが、明日から出来なくなるかもしれません。
大学からは、「君の場所は用意してあるから来てほしい」という連絡が入りましたが、彼は「両親のそばに一日でもいて、親孝行したい。県外に行っている場合ではない」と断ったようです。
今、私がしゃべっている時も、彼は戦っています。午後7時10分前に彼にメールしました。「話に使わせてもらうけど、いい?嫌でも、もう遅いけど」と。
すると彼からは「藍さんも頑張って下さい」という言葉と、笑顔のマークがたくさん返ってきました。
彼は、ふてくさるのでもなく、出来ることを楽しんでやっているのです。
私は今年の全日本は出場を止めようと思っていました。両肘の調子が悪いからです。でも、2週間前に「全日本に出る!」と父に言いました。弟は「パワーリフティングをなめたらいかんよ!」と言いました。彼は最近、優勝していて天狗になっているのです(笑)。
あの男の子のことを思えば、肘のことなど言ってはいられません。
私は体重45.9kgの時に150kgを挙げた記録がありますが、今回は体重46.5㎏で162.5㎏を目指しています。きっといけると思います。お約束します。
こういう藍さんの話でした。
素晴らしい心根の一青年。そんな青年に襲った病魔の嵐。なぜ、彼がそんな目にあわなくてはならないのか。
でも、前向きに病気と闘っているのがその青年です。しかも、「できるだけ両親と一緒にいて親孝行したい」と言っているのです。
もっともっと恵まれていながら嘆いているかもしれない私達。いや、私。
反省させられました。
ところで藍さんは、とても150~160㎏を挙げる女性には見えず、実にか細い体をされているのです。でも、瞬間の精神集中力にはすごいものがあるみたいです。1回のリフティングでかなりのエネルギーを消耗し、一気に痩せてしまうのだそうです。
武井さんのジムには、半身不随の人とか、車椅子の人も大勢来るそうですが、皆見違えるように元気になっていくのだそうです。60歳から始めた人、70歳から始めた人もいるそうで、身体が若返るのだそうです。人間の能力にはすごいものがある、そう教えれた藍さんの講話でした。 |
| 第10弾 (H21年5月20日配信) |
【トップエッセイコース⑩ 担当:益永社長】
件名:ネットワーク「地球村」高木さん
ゴールデンウィーク中の5月6日(水)午後1時半~4時半、アオッサ6階の会議室で高木善之さんの講演会がありました。
高木さんと言えば、ネットワーク「地球村」の代表で、環境問題等に関する講演会を全国で開いておられる方です。以前、金沢に住んでいた頃、確か2回ほど講演を拝聴したことがありますし、ご著書も数冊読ませて頂いています。
冒頭、福井での講演は10回目くらいとのお話があり、そうなのかとビックリしました。
今回は高木さんの新著『幸せの種をまく コーチング・ワークショップ』出版記念のワークショップということでした。
まずは現在の日本の経済状況についての話があり、次にティーチングとコーチングの話。
ティーチングとは、教える、指示する、命令する、あらかじめ答えがある、「その通りやる」ことを求められる、「べき」であり、意欲・やる気を失い、自主性がなくなる。評価が気になり臆病になり、自信喪失、自己嫌悪、自己喪失に。
これからはティーチングよりコーチングが望まれていて、教育するから→気づく、きっかけを与えるに、指示するから→自主的に動くへ、命令するから→任せるへ、評価するから→自分で判断へ。
コーチングをする場合は、ラ・ポールをつくることが大事なのだそうです。
そしてまず「How Are You?」いかがですか? 次に「Why?」なぜですか? 「What?」どうしたいですか? 「How To?」どうやって? そして最後に「Please!」やってみたら?!
ターガーウッズには素晴らしいコーチがついているそうで、上記の順にウッズと会話をして、最後に「Please!」で終わるのだそうです。つまり、ウッズ自身が自分で答えを出し、自分で行動していくのだとか。
高木さんは大阪大学の物理学部を首席で卒業され、パナソニックにも首席で入社。常に本社にて、数千億円を動かす仕事をされていたそうです。それが30年前に突然交通事故に。
大型バイクに乗って時速100キロで走っていた高木さんと、同じく時速100キロの自動車が正面衝突。高木さんは首の骨や腕など骨折し、即死していてもおかしくない状態でした。医者をしていた父のコネで阪大病院の院長に最高の技術で手術をしてもらい、命を取りとめます。
その後、全く何もできない状態で半年間、悩んだのだそうです。「何のために生まれてきたのか」
事故で価値観が変わり、その後、指揮者としても、ピアニストとしても、そしてパナソニックの会社員としても成功していかれます。
でも、勝ち負けの世界に飽き飽きして、環境問題の伝道師としての道を歩んでいかれます。
今回のお話は、確かにコーチングの話題もありましたが、本来の環境問題や生きがいに関する話も多く、4時半の終了予定時間をオーバーして5時過ぎに終わりました。
一日3時間の睡眠、一食のみ、風呂には入らず一週間に一回のシャワーのみという生活。タバコ、コーヒー、肉、酒、そしてフルーツは止めて、運転免許証も返上。移動の手段は徒歩か公共交通機関か自転車。
過去には腎臓結石にもなったし、アキレス腱も切った。40度以上の熱が出た時も。でも、結石は自分で出し、これまでの講演回数約1万回の内、欠席は一回もなし。遅刻すらなし。
以前に金沢でご講演をお聞きした時から、全く信念と行動を変えず続けておられる点は、まさに本物だと感銘を受けました。 |
| 第9弾 (H21年5月6日配信) |
【トップエッセイコース⑨ 担当:益永社長】
件名:福井の音楽家集団「楽衆玄達」
4月18日(土)の午後1時半から2時50分までの80分が私に与えられた時間でした。
曰く「楽衆玄達の世界 ~福井県を音で全国に発信~」です。そして場所はアオッサの603研修室。
福井東ロータリークラブでも同じテーマで卓話をさせて頂きましたが、あの時は30分。今回は80分です。
ですから、RCの時に紹介した4曲に加えること新たな3曲。つまり7曲のご紹介となりました。
紹介した順で「お里」、「義経哀歌」、「君にありがとう」、「玄達かぞえ唄」、「北の庄 ~お市の方」、「歳月の木」、そして「月わたる海」です。
今回も多大な労力をおかけしてしまったのが、詩に合う写真の選定をされた総務部のMさんと、音に合わせて写真が次々と変わるようにセッティングする仕事をして下さったHさん。
7曲を流す時間のトータルは44分しかないのですが、持ち時間は80分。曲だけですと持ち時間の半分位しかありません。
実はそのことに思い当たったのが前日だったのです(それまでは前日に行われる弊社主催「産学官・異業種交流会」等のことに謀殺されておりまして…)。そこで、曲を流す前に詩の紹介をしようと思い立ち、前日と当日・土曜日の午前中は、一生懸命に詩の勉強をしました。地名を調べたり、分からない言葉を辞書で調べたり…。
セミナーでは曲を流す前に詩を朗読し、自分でできる範囲で詩の紹介をしてから、曲を流しました。多分、その方が受け入れ易くなると思うのです。より味わい易くなるに違いないと…。
それにしても、身内の仕事ではありますが、音楽によくマッチした美しい写真の数々でした。この44分の音楽と映像は、どこに出しても恥ずかしくないものであると密かに確信しております。
当日ご来場頂いた皆様にもご満足頂けたのではないかと思います。7曲のメロディーと美しい写真の数々を見ているうちに、心和やかになって頂けたような気がするのです。会場の雰囲気が最初と最後では変わってしまったのではないかと思っているのです。
本当に音楽と美しい光景は人の心に奇蹟をもたらすようです。
また、「楽衆玄達」さんを紹介できるような機会があればいいなと思います。これからも喜んで出張させて頂こうと思っております。
福井の歴史、伝統、文化、そして自然は素晴らしい!もっと自信を持ちましょう! |
| 第8弾 (H21年4月20日配信) |
【トップエッセイコース⑧ 担当:益永社長】
件名:一教師・岩堀美雪先生のこと
岩堀先生は平成19年7月8日(日)には、「ハーモニーホール」大ホールで歌手のミネハハさんと一緒に、講演と歌の大きなイベントも成功させます。
講演をお聞きした3回目は、昨年10月25日(日)の鯖江市文化センターにおける「一途&ナナ・イロチャリティーコンサート」。
そして、昨年12月9日(水)、16日(水)の2回にわたって、FM福井の番組「全開!福井あばさせビジネス道」にもご出演。
今年に入ってから同じ番組で、パーソナリティーのお一人が、自社で岩堀先生のワークショップをやってみて大いに盛り上がったと聞いてからは、すぐに私の会社でもやってみようと決めました。
毎年3月末の土曜日に行っているのが全社員大会です。そこで5時間という枠を設けて、岩堀先生の講演を聞いたり、先生の取り組みが報じられたテレビ番組を見たり、グループに分かれてのワークショップを行いました。
先生の講演も感動的でしたし、テレビ番組では実際の子供達の様子も見れました。先生から紹介された、その中の一人の男の子の後日談もまた感動的でした。
ワークショップでは、グループに分かれて自由な発表を行ったり、自分の長所を書いたり、お互いの長所を書きあったり、ファイルの名称の候補をグループ毎に出して、最後は全員による多数決で決めたりしました。
自分の写真を撮って、ファイルに貼ったり、ファイルの表紙をカラーサインペンで描いたりもしました。一見、小学校の教室にようではありましたが、みんなでワイワイ楽しみながらできたかと思います。
最後は岩堀先生作詞の歌を2曲、先生ご自身に歌って頂きましたが、目を真っ赤にしている同僚が大勢いました。
その場には澄んだ空気が流れていたように思います。
今回のワークショップはあくまでも入口であり、これからも少しずつ社内で実践を続けていこうと思っています。
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| 第7弾 (H21年4月6日配信) |
【トップエッセイコース⑦ 担当:益永社長】
件名:篠田暢之先生恒例のセミナーから
全国の書店では80年前の「大恐慌」を学ぶための書籍が店頭を飾り、よく売れていると言う。フレデリック・ルイス・アレン著の『オンリー・イエスタディー』(ちくま文庫)などは、当時の社会・経済状況を知ることができる具体的な記述に満ちた一冊だ。当時は翻訳がなく、時間を惜しみ原語で繰り返し読んだものだ。
思えば、あれから41年が経過し、今また私に突きつけられている現代史における課題が新たなる「恐慌」問題だ。考えてみれば、私は人生の大半を「哲学」研究を基本に、皮肉にも「恐慌」と向かい合っていた事になる。
「賢者は歴史に学び、愚者は未熟な経験に学ぶ」(ヘーゲル)というように、今こそ謙虚に「歴史に学び」未来への道標を考える時だ。
経済危機は一段と深化しており、世界的な需要の急速な減少を背景に、日本の企業は総崩れとなり、この年度末越えを目前に、資金繰りに困った中小企業を中心に破綻する企業が増加することは明白だ。
日本経済はここ数年間は、単純に「回復を待ち続ける」〝持久力・競争〟へと突入していくだろう。日本経済における基本的な推移の基調は3~4年間、「持久力」と「消耗戦」になるという強い覚悟が必要だ。
1月2日には米国証券界の実力者、バーナード・メードフ容疑者が巨額詐欺事件で逮捕された。日系金融機関も被害を受け、最も大きい野村ノールディングスは約275億円の資産が損失し、新たなる経営上の危機となった。野村に次いで、あおぞら銀行、住友生命保険、三井住友海上火災保険、あいおい損保、明治安田生命保険、太陽生命保険、富国生命保険、日本興亜損害保険など、軒並み被害に遭った。未だその損害額の規模が不明で、これらの金融機関の損失が経営の足を引っ張りそうだ。
景気判断に関しては、日銀は「停滞」から「悪化」と変更し、更なる「景気の悪化」が年明けに、次々と経営現場を企業倒産という形で襲う予測が現実味を帯びてきた。今年はむしろ「三月危機」が変形し、「四月危機」へと年度をまたぐ、極めて変則的な「危機」となり始めている。
東京商工リサーチの報告によれば、2月の倒産件数が負債総額236.5%増の1兆2291億5500万円だったことが明らかとなった。今後は派遣切りから正社員切りへと加速する、雇用不安による社会不安が危ぶまれる。
今後、更なる「景気悪化」に伴う生活防衛を基本とした「消費低迷」が、厳しい「生活防衛」へと突き進み、企業倒産の多発と連鎖倒産、輸出関連企業のこれまで以上の大幅な収益減に伴う生産縮小など、目まぐるしい激変が2009年の日本経済の足元である経営現場に襲いかかるだろう。
厳しい時代を生き残る知恵は他人に勝つことでもなければ、他人よりも賢くなることでもない。最も大切なことは、激変する変化に柔軟に対応できる柔らかに心と、それを素直に映し変える確かな行動力だ。今一度、柔らかい心を取り戻し当面する諸課題を冷静に見つめ考えることが大切だ。
厳しい時代には、誰もが人に勝つことや、人よりも賢くなろうと努めるものだ。しかし、私たちは急に賢くなったり、人を一気に打ち負かしたりできる力をすぐに獲得できるわけではない。むしろこうした今こそ、力の競争からのより早い離脱が、本当の意味で自分を救う時代が来た。
私はそれを「脱力経営の時代」の到来と呼んでおきたいと思う。危機回避の最も最上の手立ては、危機を回避するための意図に基づいた意図的な行為が最も危険だ。動物的な臭覚に基づく脱力は、生き残るための最大の力だ。市場経済原理一辺倒で世界中が血眼になり、さらにその上塗りのデリバティブによるグローバル・マネーの幻想、庶民生活をどん底に突き落としたサブプライム・ローン問題など、いずれも「力の競争・原理」に立った経済的価値観だった。この世界史的な破綻が今や世界中に襲い掛かり始めている。
企業業績の急速な下方修正や収益減により、企業が行うCMもこのところ大きな変化が現われてきている。共通して言えることは、①企業活動の世界観、すなわち企業哲学を鮮明に打ち出すようになったということだ。今こそ企業哲学を誰にも分かるように表明する必要がある。②しかも、戦略的にCMを繰り返し使う「循環型」コマーシャルになったということだ。ここでもCMが一発勝負の、その効果を検証しないままに経費を投入するというやり方ではなくなっている。使いまわしがCMの世界でもトレンドとなってきた。これまで作りだしたCMやCIなどを再評価して使う時が来ている。
ちなみに資生堂は55パターンを組み合わせて新鮮味を演出し、CMを使いまわししている。ファッション関係では、オンワード樫山が季節による使いまわしを巧みに行っている。春・夏には46パターン、秋・冬にはその半分の23パターンあり、冬物の重衣料の購買が春・夏ものに較べて動きが鈍いという現実的な側面から、計画的にCM予算が売上増となるように仕組まれている。
景気後退や企業倒産といった現実から、CMの世界では企業イメージがコロコロ変わる軽薄なイメージを恐れ、基本的にはお客様と長くお付き合いできる意志をアピールするものが主流になり始めている。結論から言えば、消費者はCMによってすぐさま購買意欲を高めるという消費行動には走らなくなったということが見えてくる。
危機的な状況が加速する時代にあっても、必ずこれに打ち勝つ人と、そうでなくて、この混乱に巻き込まれて退場する人が出てくるが、その勝敗の確かな絶対条件は一つだ。それは、こうした事態に対して、事前に心の準備が出来ているかどうかだ。事前に心の準備が出来ている人は、心の準備が出来ていない人よりも半歩・一歩先んじているのだ。危機的な状況では、同じように危機に直面しているように見えているが、実は勝敗を分けるポイントはこの自覚なのだ。より正確な自覚は必ず、心のゆとりを生みだす源泉となり、このゆとりが勝敗に大きな差を生みだすのだ。 |
| 第6弾 (H21年3月20日配信) |
【トップエッセイコース6 担当:弊社社長 益永】
件名:春季証券投資セミナー開催
我が証券業界においては、毎年10月に「証券投資の日(10月4日)」記念イベントを開催しています。
それに加えて、2~3月にも全国各地で「春季証券投資セミナー」というものを開いているのです。
北陸においては三県が輪番制で担当しており、本年は福井の当番で、2月28日(土)、アオッサ県民ホールにおいて講演会を開催しました。
選ばせて頂いた講師は、タレントの坂東英二さんと、さわかみ投信の澤上篤人さんで、坂東さんは「坂東英二流マネー学」、澤上さんは「長期投資で人生を豊かにしよう」というテーマでした。
午後1時半の開会で、坂東さんは1時過ぎに楽屋にお見えになりましたので、しばし雑談をさせて頂きました。坂東さんは証券業協会主催の大阪における講演会でもお話をされたことがあると聞いていましたので、それなりにお話はできる方なのです。今回のテーマは「坂東英二流マネー学」。
1時半に司会の女性が開会を宣言されると、私が登壇し、まずは主催者側の挨拶をさせて頂きました。
続いて坂東さんがご登壇。つかみは絶妙なユーモアから入られ、さすがだと思わされました。
「私がなぜ講師として選ばれたのか。きっと色々と投資で失敗もしているので、皆さん安心をしたかったのでしょう。でも、私は挫けません(笑)」
「私は福井駅に降りて、自分で昼食を摂ってからここに来たんですよ~。弁当ぐらい出せよって。思わず控え室で弁当を探してしまいましたがな(笑)」
実はこの日は、社員の結婚式&披露宴が入っていましたので、私は坂東さんのお話を最初の10分間程度しか聞けなかったのです。
数日後、あるテレビを見ていましたら、島田伸介がしゃべっていたのですが、以前、坂東さんに「お金振り込め~」と言われたことがあったそう。なぜかと聞くと、「いえへん」と。そこで、ラサール石井と「これは乗っとかなあかんやろ」と1千万円ずつ振り込んだのだそうです。後日、また坂東さんが「口座番号教えろ~」と言うので教えると、きっちり1千万円振り込まれてきたそうです。そこで「あれは何やったんですか?」と聞くと、「失敗したんや~」と。納得ですね。
この坂東さんは徳島商業高校時代に、夏の甲子園(第40回記念大会)の準優勝投手だった方です。当大会奪三振83個は現在も記録として残っていて、その後、昭和34年に中日ドラゴンズに入団。11年間在籍して、435試合、77勝65敗、防御率2.89、オールスター出場3回。
野球評論家のかたわら、俳優としても活躍されているようで、映画「あ・うん」にて、ブルーリボン最優秀助演男優賞、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞等を受賞されているそうです。
バラエティー番組では、他の出演者から「ただのおもろいおっさんかと思っていました」とからかわれながら、「ピッチャーやって!」と笑わせておられます。
私も楽屋で、坂東さんの前で「ピッチャーやって!」とさせて頂きました。
なお、県民ホールの実座席数は535席で、入場券発送者数650名のところ490名がおみえになったようです(実際の申し込みは約700あったそうですがお断りしたそうです)。来場率は約75%ということで、無料セミナーですから、そんなものかと思います。 |
| 第5弾 (H21年3月6日配信) |
【トップエッセイコース5 担当:弊社社長 益永】
件名:橋下・大阪府知事来県&対談会
物流の面では、橋下知事は太平洋側にある大阪と、日本海をはさんで大陸とつながる敦賀は短距離にあり、福井とタッグを組みたいと発言。西川知事も、敦賀は水深の確保や第三セクター化などの取り組みを進めていて、連携は強化できると応じました。
橋本知事は、霞が関の役人は自分たちが住む東京にばかり目がゆきがちであり、権限や財源を分割するためにも道州制は必要と訴えました。道州の中心が同じことをやるとの批判もあるが、それでも現在の霞が関主導よりは良くなる。一分でも早い道州制をと力説。
西川知事は、地方自治を良くしないと、政治の新しいシステムをつくろうとしても解決は無理と話されました。
教育については、橋本知事は大阪の場合は福井と比較して惨憺たる状況であることを認め、福井をお手本に教育改革に乗り出していることを吐露されました。白川文字学などの教科書を見て、こんなことを小学校でやているのかとびっくりしたと言われるのです。
これについては西川知事は、福井が学力と体力の両面で日本最上位のレベルであることは県民が頑張った結果であるとし、教育は一朝一夕ではできないと力説。まず先生方が一生懸命取り組んでいるし、県独自の税で毎年30~40億円かけて30人学級もやっていると。宿題が日本一多く、家庭が親御さんが見ていることもあると。
エネルギーの話題では、橋下知事は関西には蓄電や太陽光発電など、新エネルギー分野に秀でた企業がいくつもあり、福井には原発施設やその研究機関など知の蓄積がある。福井を含めた関西一帯が、新エネルギー供給拠点として世界をリードしていけるという展望を示されました。
西川知事は、福井の原子力で起こした電気の9割が関西で消費されていて、しかも人材を大量に排出もしていると指摘。都市と地方のアンバランスさが認識されていないことを憂慮されました。
対談の時間は1時間15分で、その後、所用で西川知事が退出されてからは橋下知事に対する質疑応答の時間が持たれました。
橋下知事の歯切れ良い受け答えからは情熱がほとばしっているように感じられ、以前よく見ていたテレビ番組での同氏とは別人のように輝いておられました。 |
| 第4弾 (H21年2月20日配信) |
【トップエッセイコース4 担当:弊社社長 益永】
件名:倫理研究所丸本さん「難関突破」
毎週水曜日の朝6時に集まって、1時間に渡って経営者が勉強をしているのが倫理法人会の「モーニングセミナー」です。7時には終了しますので、それから会社に出社しても仕事に差し障りはありません。むしろ、朝からピリッとして仕事に取り組むことができます。
2月4日(水)の講師は(社)倫理研究所・参与の丸本往雄さんで、テーマは「倫理と経営ー難関突破の活路ー」でした。
氏は昭和18年、熊本県ご出身の65歳。昭和41年に倫理研究所へ入所され、国際部長、生涯局長、教育局長などを歴任後、平成20年に参与にご就任。
現在の厳しい経済環境をふまえて、以下のようなお話がありました。
まずは肝を据えることが大事だ。「あの時はよかった」などという過去の栄光や思い出は捨てて、度胸や覚悟を持つこと。最後は「気力」が問われるのであり、「これ(不況)が普況」であり、「これがよい(大肯定)」と思うこと。逃げないで、負けないで、誇りを持つこと。
信念を練り固めることが大事で、これが成功の法則だ。
まずは目標を「書く」こと。目標や願い、志や標語を手帳などに書くこと。しかも断定的・完了形で書くことが大事。「なった」と思うと、その通りになる。しかも具体的に、いつまで(期日・期限)、どの位(量・規模)、何処に、誰になどを明確にして書く。意識はすぐに消えて、途絶えてしまう。切らないことがコツであり、標語やポスターも毎週、書き改めることが大事だ。
次には「言う」ことであり、決意宣言を繰り返し、繰り返し唱える。言葉は言霊であり、言う気は勇気。成功・成就の姿をイメージして、言葉に発すること(呪文・お経)。
そして「誓う」こと。信念を確立すること。偉大な力と結ぶことが自力+アルファの力となる。応援・導き・加護を得ることができる。
同じことをやっていたのではダメ。車に例えれば、たまに100㌔出してこそ、普通40~50㌔で走ることができる。とても出来そうにないというようなことにチャレンジしてこそ、人は変わることができる。根こそぎ自分を変えることができる。
なかなか人は自分から変わることはできない。きっかけは外から来る。トンネルは両方から掘ってくる。
「万人幸福の栞」にはこうある。「自信はモーターの馬力である、仕事の推進力である。形ではまだ出来ていないが、心ではもう出来上がっているのである」と。「信ずるという事は、事実そうであるから、それと信ずるのではない。そうであることは信ずるも何もない、もうすでにそうである。ほんとうに信ずれば、そうなるのであり、必ず信じた通りにさせるのである」と。
以上がお話の要旨ですが、やはり「書き」、「言い」、そして「誓う」ことが大切であることを再認識させて頂きました。 |
| 第3弾 (H21年2月5日配信) |
【トップエッセイコース3 担当:弊社社長 益永】
件名:新和学園グループ藤井社長ご講演
藤井さんは35歳で独立し、藤井公認会計士事務所を開業。
公認会計士、税理士として、多数の県内企業の経営指導に関わっておられます。
また、近年はビジネススクールを次々と買収もされていて、例えば福井ビューティーカレッジ、福井ビューティーアカデミー、それに福井製菓製パンスクールがあります。
将来は北陸3県に10校の学校を持ち、職業教育を推進されたいそうです。
藤井さんは経営者に必要な4つのポイントとして、①勉強、②マーケット分析、③体力、そして④バイタリティーを挙げておられました。
①の勉強はもう当然のこととされ、②は魚のいない所で釣りをしてもダメだと語られました。
③の体力については、4年前に卓球を始め、週3~4回はしているそうです。卓球のために体育館を買ってしまったのだそうです。現在
55歳である藤井社長は、身長184㎝、体重96kgの立派な体格。
④については、薬は人の前では絶対に飲まず、弱みは見せないのだとか。
福井製菓製パンスクールについては、個人で大きな借金をして始められたわけですが、今のところはあまりうまくいっていないそうです。
生徒を集めますという担当者の言葉を信じて任せたわけですが、結果は惨敗。権限と責任について反省させられたと吐露されるので
す。やはり目標の設定をさせて、その上で権限を与え、ダメな場合はどう責任をとらせるかだと言われるのです。
藤井社長はこれまでに多くのビジネスで失敗されているのだそうです。例えば熱帯魚の会社、韓国料理店、あるいはインターネットの会社など、「全て失敗した」と。
失敗を積み重ねることによって、お金を損する度に、経営ノウハウが蓄積されてきたのだと。
社員の中で社長の言うことを理解しているのは2割だとも言われるのです。製菓製パンの会社で度々訴えていることが、どの程度職員に伝わっているものか、副校長がヒアリングをしたのですが、結果一人もいなかったと。会社の方針を社員が理解できるようにならなければ、会社は良くなっていかないと話されるのです。
また、学校経営をやってみて、中小企業の経営者は本当に大変だなと思ったとも(これまではアドバイスをする側に立っておられたわけですが)。
今年は厳しい年になりそうだが、面白い年でもある。そう言われて講演は終了しました。 |
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【トップエッセイコース2 担当:弊社社長 益永】
件名:「平成・進化論。」の鮒谷さん
私鮒谷社長さんと初めてお会いしたのは平成19年6月20日、東京におけるあるセミナー会場にて…。懇親会の場で紹介されて壇上に立たれたのが同氏で、当時は発行部数20万強だったと思いますが、国内最大級のメルマガ発信者として紹介されていました。
その後、すぐその場で名刺交換をさせて頂き、地元に戻ってからいつものようなお礼のハガキを出させて頂きました。
やがて、ハガキに対するお礼のメールがきて、その中には「上京される際にお会いしましょう」というようなことが書かれてありました。社交辞令であったのかもしれませんが、またとないチャンスを見逃すわけにはいかないと、次の上京の際にアポイントをお願いし、それが実現したのが7月26日でした。先方のご提案で東京ドームホテル内の喫茶店でお会いしたのです。
お会いした際には『ゼロから始めるFX』と楽衆玄達のCD第2集を贈呈させて頂いたところ、すぐその後のメルマガで私の面談の話題と一緒に本とCDを紹介下さいました。
そんな鮒谷社長さんからのメルマガで、昨年暮れに今回の「旬放談の会」の案内があったのです。東京と大阪の会場で開かれるということだったので、私は1月7日(水)、大阪の会場に参加させて頂きました。
お話のテーマは「100年に一度の不況下にも不安を覚えることのない、安心・安定の方程式」というものでした。
それは①専門性、②伝達力、③ネットワーク、④ぶれない軸、⑤資産で、これを(①×②×③×④)+⑤=総合的なストック(溜め、安心・安定)というような方程式で表しておられました。
鮒谷さんはリクルートを経て、ワールドコムに入社。大阪で立ち上げに携わっていた時に粉飾決算が発覚。店舗を閉鎖することになりました。
2003年の年頭に東京に移り、可処分所得のほとんどを本やセミナーなどに投下してきたのだそうです(それ以前に大阪に住んでいた時も毎週のように東京でセミナーを受けていたそうです)。
読書やセミナーで①当該ジャンルの専門性を磨いてきたと言われるのです。それは、経験、能力、ノウハウ、知識、知恵、実力、そして提供できる価値であると。
ドラッカーも「強みに立脚して仕事をせよ」と言っているとのだそうです。力を抜いて、なあなあでやって勝てる時代ではない。また、好きでないと勝てないと。
②は伝達力(コミュニケーション能力、特に認知してもらう力、喧伝力)
鮒谷さんは先述の通りメルマガを発信し続けてやがて2,000日、5年半。プライベートで発信していた年月も含めると合計8年くらいになるそうです
メルマガ発信は、10件であろうが、100件であろうが、1,000件であろうが、コストはほとんど変わらない。専門性を知らしめるためのツールがメール発信というわけです。
資料請求をしても、9割が追っかけてこないことに、鮒谷さんはもったいない話だと言われる
のです。
鮒谷さんの知人に日系の生保に勤める女性がいるそうです。ゼネコンが職域だで、彼女はA3の紙に学生時代の思い出だとか、読んだ本、近況報告等を書いたニュースレターを作って配るようにしたのだそうです。自分のキャラクラーをアピールするやり方をして、1年後にはゼネコン担当の中で1位になったのだそうです。
③は価値を提供する相手、ネットワーク(関係性の広さと深さ、すなわちつながりの深さと人数)だと。鮒谷さんはコミュニケーションのために8桁(億)のおカネをかけていると言われるのです。人と会って会食を共にした回数は年間650回。1回につき3人だとすると、MAX延べ2,000人。実質は1,000~1,500人だろうと。
昔は1つのメルアドを得るためのコストは150円だったが、今だと700~1,000円になっているだろうと言われるのです。
鮒谷さんは21社のベンチャー企業に投資をしているのだそうです。それはIT、人材、環境、飲食、ホテル、海外事業など様々であるようですが、上場後にリターンを取るというよりは(もちろんそれも最高ですが)、つながりが増えることが重要なそうです。
鮒谷さんは日経新聞に連載されている「私の履歴書」をはじめ伝記がお好きだそうで、そういうものを読んでいると人生にはパターンがあることが分かると言われるのです。つまり、人生には上り坂、下り坂、そしてまさかがある。上り坂調子でずっと行く人は一人もいない。何かやろうとすると想定外が必ず起こる。大変なことが必ず起こる。
そこで何によって助けられているのかというと、やはり人によって助けられていると言うのです。それは師匠であったり、親族であったり、近所の人であったり、友人であったり。
人のネットワークがやはり一番大事であると言われるのです。
④はぶれない軸を持つ(使命、ビジョン、想い、高い目的、目線、基準、そこから生まれる真摯さ、継続、信用、信頼)
ドラッカーの訳者である上田先生、リッツカールトンの高野支配人等とお会いしていると、その志の高さに学ばされると言われるのです。この④があると、これまでの①、②、③も自然に引き上げられると。
高野さんは「志が最大の差別化要因」であると言われるし、小山さんは「認識が大事」だと言われるのです。認識が行動となり、結果となると。
ロバート・キヨサキの本は認識の本である。コップを下にして置いておいたのでは、上からいくら水を注いでも中には入らない。
最後は⑤で数値化できる資産(現預金、不動産、貴金属その他)で、鮒谷さんはベンチャー企業投資に回してしまっているため、現預金は少ないと言われるのです。
とにかく固定費を上げないこと。見栄をはらないことと言われるのです。
本を年間1,000冊以上読む鮒谷さんですから、お話の中でも沢山の本が紹介されました。私もまた推薦された本を読んでみようと思います。 |
| 第1弾 (H21年1月5日配信) |
【トップエッセイコース1 担当:弊社社長 益永】
件名:税に関する感想文コンクール
感想文の内容を抜粋してご紹介させて頂きます。
父から〝税ってなんだ?〟というマンガをもらった。僕にとって税とは、お小遣いで買い物をした時に5%の消費税を払うという感覚でしかなかった。ここに書かれている国民の三大義務とは「納税の義務」「勤労の義務」「教育の義務」である。僕は、母にこの三大義務を尋ねてみた。母は、「義務という言葉を感謝におきかえてみなさい。三大義務は、三大感謝なのよ」と言った。
「感謝を忘れて、当たり前の事だと思ってはいけないの」と。憲法では、義務を定めているが、感謝とは書かれていない。
教育の義務は、学校で教育を受けられる事への感謝。勤労の義務とは、働ける事への感謝。そして、それらの感謝の気持ちをこめて納税する。これが、母が言いたかった三大感謝だと思った。去年、僕が通う中学校では、体育館の大がかりな補修工事が行われた。この補修費用も税金で賄われている。税金によって、僕達に安全が提供された。税金は、一人一人が納めるが、一人一人に対して、いろいろな形で届けられるものでもある。国や社会は、税金によって成り立っている。しかし、本当は、一人一人の感謝の気持ちによって支えられている。僕達が今、社会に対する感謝の気持ちを持つことが、社会に参加する第一歩となる。
と、このような文章だったのですが、大人である私でさえ忘れがちであったことを思い出させてくれました。 |